年末のご挨拶
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本日午前の診療をもちまして、年内の外来診療は終了となります。
今年も1年間、皆様に、多くのご支援ご厚情を
賜りましたことを、心より感謝申し上げます
年明けは1/4(土)~通常通りのスタートとなります
年明けすぐの外来は混雑が予想されますので、お時間に
余裕を持ってご来院下さいますようお願い申し上げます。
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コロナ禍前の日常生活に戻ってきた実感のある1年、今年もたくさんのワンちゃんネコちゃんとご家族の方にお会いできました。
皆様、今年はどんな1年になりましたか⁉
楽しい時間を過ごせましたか?思い出はたくさん作れましたか?
ワンちゃんネコちゃんが健康で過ごせること、これは当たり前ではありません。
彼らの1年は人間で換算すると4年に相当すると考えたら、あなたの愛犬愛猫は今いくつですか?
きっと、人間でいえばぽつぽつと何かしら健康上の問題が出てくる年頃ではありませんか?
にも関わらず、この1年で病院に行ったのは、「健康診断と予防注射の時だけだったよ」
なんて、とっても親孝行‼
ぜひ我が子に「今年も健康でいてくれてありがとう」を伝えて、たくさん撫でて抱きしめてあげて下さいね‼
そして、もう一つ。ワンちゃんネコちゃんが健康で過ごせることが当たり前ではない理由。
それは「飼い主様やご家族の健康があってこそ」の、愛犬愛猫の健康だからです。
ワンちゃんネコちゃんの異変に気付けるのはご家族だけですし、病院に連れて来れるのもご家族だけです。
まもなく開院13周年を迎えますが、当初からいつも連れてきてくれていた飼い主様がご病気になられたり、残念ながら愛犬愛猫よりも先に旅立たれて…というお話をお伺いすることも出てきました。
ここ数年はコロナを始めとした様々な感染症が身近に迫り、飼い主様やワンちゃんネコちゃんの身を案じることが増えました。
飼い主様の心と体の健康こそが、ワンちゃんネコちゃんの心身の健康に直結すると思います。
どうか皆様、健康でいて下さい。それが愛犬愛猫の健康を守ることに繋がります。
子供達の成長や親の介護の問題...家族の状況や経済状況の変化はあれど、その日その時この子にできる
「ご家族ごとの最善」をご提案していけたらと思っています。
同じ病気でも、ご家族ごとにそれに対するアプローチは違ってきます。他の家と比べる必要はないでしょう。
向き合うべきは目の前にいる「〇〇ちゃん」
今ご家族が「〇〇ちゃん」にできる選択肢のご提案とご家族ごとの最善を見つけていくことが一番大切なことだと思います。
年の瀬にいつも思い返すのは、今年虹の橋を渡った子達とそのご家族のお顔です。
どの子もみんなご家族の愛情と細やかなケアを受けて、良き時を選んで、良きタイミングで虹の橋を渡る...
そんな印象が強く残っています。みんな親孝行。
いつでも「〇〇ちゃん」はご家族のことを思って、受けた愛情の倍以上を返してくれるんですよね。
動物病院で働いていると、ワンちゃんネコちゃんが闘病中や、慢性疾患で定期通院をされている飼い主様と、毎週のように(その子によってはほぼ毎日)お会いして濃密な時間を共にさせていただいている感覚があります。ただ、その子が虹の橋を渡った後は、どうしてもお会いすることが無くなってしまう…
でも、私は愛犬愛猫を見送った後も、ちょっと思い出話をしにきたり、近況を報告しに立ち寄れるような場所でありたいと思っています。
企画するイベントやワークショップ、出店者様の出店時等、そのような飼い主様にお越しいただく機会も増えてきました。晴れやかなお顔で我が子の思い出話をする飼い主様とお会いできて、私自身も仕事への活力や元気を分けていただいています。
今年最後に、今後の新たな展開として【本と雑貨部】の活動をスタートさせました。
飼い主様に「ペットライフに+αの楽しみ」をご提案ご提供させていただくという以前からの想いと、今現在ワンちゃんネコちゃんと暮らしていなくても、「今後一緒に暮らしたい」「また再びペットとの生活をしてみたい」「もうお迎えする予定はないけれどワンちゃんネコちゃんの存在を感じたい」「動物大好き!」というどんな方でも楽しめるような物事を通して、動物病院を身近に感じていただきたい想いからの活動です。
細く長く続けていきたいと思いますので、どうぞ今後のラインナップにご注目下さいませ。
それでは来年も、ワンちゃんネコちゃんとご家族が「IRIE(幸せ・ご機嫌)」な毎日を過ごせるようお手伝いさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。