アイリー動物病院 院内

アイリーな日々

お家で耳掃除

犬や猫の耳掃除にはコットンを使用します

人間は耳の中がかゆくなってきたり、耳垢がたまってるなぁと思ったら、自分で耳掃除ができますが、ワンちゃんネコちゃんはそれができません。
ぜひ日々のコミュニケーションの中で、体や顔を撫でまわすついでに耳の中ものぞいてあげましょう!!
さらに、そのコミュニケーションに「耳掃除」も加えてあげられるといいですね 。

お家での耳掃除の方法

※用意するもの
動物用イヤークリーナー・コットン(化粧用の四角いもので可)

① 目に見えて、指の届く範囲の汚れは、コットンに洗浄液を染み込ませ、優しく拭き取ります。

犬や猫の耳の中に指の届く範囲の汚れは、コットンに洗浄液を染み込ませ、優しく拭き取ります。

② コットンに洗浄液をヒタヒタに染み込ませ、紙縒りにして耳の穴の中に先端を入れていきます。

コットンに洗浄液をヒタヒタに染み込ませ、紙縒りにして犬や猫の耳の穴の中に先端を入れていきます。

③ コットンから洗浄液を、耳の中にジュワッと出すようなイメージで耳の付け根を軽くマッサージしていきます。

コットンから洗浄液を、耳の中にジュワッと出すようなイメージで耳の付け根を軽く犬や猫の耳をマッサージ
コットンから洗浄液を、耳の中にジュワッと出すようなイメージで犬や猫の耳の付け根を軽くマッサージ

④ コットンを回収すると、浮いて出てきた汚れがコットンに付着しているのがわかります。汚れが少なくなるまで2~3回繰り返します。

犬や猫の耳の中の汚れが少なくなるまで2~3回繰り返す

※やり過ぎに注意 2~3回で大丈夫です。
※余剰の洗浄液は本人が首を振って出しますが、気になる場合は耳に息を吹きかけて、わざと頭を振らせてください。

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洗浄してもすぐに汚れがたまってしまう場合や、耳の皮膚に赤みや腫れがある場合、かゆみを伴う場合(頻繁に頭を振る等)は、病的な状態が疑われますので、病院に来てください 。
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垂れ耳犬種や、トイプードルのような耳まで巻き毛で覆われてる犬種は、耳の中が不衛生になりがちです 。
耳が臭う・足で耳をずっと掻いている・赤いプツプツができている等、外耳炎のサイン症状に気付いてあげられるのは、オーナー様だけ。
お家での日常的なケアで、予防できることは予防していきましょう!!

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